すべての始まりは2007年10月5日の
社長失踪事件からだった。
あれ以来、退職金未払いなどの精神的苦痛を味わい
松友に対していろんな思いを感じてきた。
2か月前、夫の情報網より松友が1人でチビチビと仕事をしていることがわかった。
社員はもういないものの、どこからか仕事をとり、その仕事をまたどこかに回す。
まっとうな会社からは仕事も取れないし、ちゃんとした会社にも仕事が出せないので
誰がどう考えても安定した収入ではない。
しかもこの不景気。大手でも不安材料をかかえどんどん潰れていく時代だ。
松友が必死になっても、昔描いていた65歳の自分とは程遠い暮らしだったに違いない。
松友は退職金を払ってくれなかったけど、
立替払い制度で退職金の8割をもらったし
その振込をもって松友劇場は終わっちゃったわけで。
欲を言えば、退職金の残りの2割よこせ!って確かに少しは思ったけど
それよりもさっさと縁を切って
自分の道をスタスタ歩んでいくほうがメリットは大きいと考えた。
なので、松友が細々と仕事をしていても
ふーん、頑張れよ!と応援する程度で、もう何も感じなかった。
ワタシはワタシで無駄使いそろそろやめてお金貯めなきゃとか
ほんと、カメよりのろいけど着実に前進している自分に喜びを感じていたし。
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